そもそも、原点を通るグラフのほうが少ないわけです。
そんなことを考えながら、平方完成のお話。
平方完成は、二次式を
平方→何かの2乗の形
とその和や差に表現し直すことです。
上で書いた、何かの二乗の形、というのは具体的にいうと
(x+△)2
の形です。(xは変数、△は何でもいい)
平方完成したあとは、
xに係数がついていてはいけません。
では、
具体的に計算をしてみることにしましょう。
例)
1)y=x2+4x+4
2)y=x2+4x+7
3)y=2x2+4x+15
1)はこれまでにやってきたとおりのものです。
y=x2+4x+4
=(x+2)2
2)は1と比べると+3したものになっているので・・・
y=x2+4x+7
=(x+2)2+3
ただ単に3を足せばよいわけです。
無理やり、2乗にしようとしても無理なものは無理なのです。
そんなときは、あとで加えておけばよいわけです。
3)はさらに変形してあります。
この式から(x+△)2の形を導き出すためには
とりあえず、2乗の前の2をxから引き離してしまいましょう。
ただ、15は2で割ると分数になってしまうので、ここでは放っておきます。
分数ほど面倒なものはないですから。
y=2x2+4x+15
=2(x2+2x)+15
次に、展開したらx2+2xのような形が出てくる
(x+△)2を考えて見ます。
(x+1)2
=x2+2x+1 …
ですね。
これを上の式と比べてみます。
y=2x2+4x+15
=2(x2+2x)+15
=2(x2+2x+1)+15-2
()の中身を、
そうすると、はじめより2大きくなってしまったので、
最後にその分を引いておきます。
最後にこれをまとめて、
答えは y=2(x2+1)2+13
どうしたら、(x+△)2の形をすばやく判断できるのかというと、
私は、xの係数を見ています。
(x+△)2=x2+2△x+△2
なので、xの係数の1/2が△になっているのです。
あとは、余計なものを足したり引いたりして、
最終的に前後が同じになるように調節します。
これができるようになれば、
グラフィも簡単に書くことができます。


